日下部 進
QUADRAC株式会社
代表取締役
ソニー在籍時には、国内外の多くの非接触型決済(香港のOctopus Card、シンガポールのEZ-Link Card、JR東日本のSuic card、Edy、ID、QUICKpay、nanaco,、WAON、おサイフケータイ等)のプラットフォームとして採用された”FeliCa”の開発を主導した。その後、携帯電話等のモバイル機器における新たな通信手段として浸透している国際標準規格” NFC”の策定も手掛けた。 2005 年にソニーを退職、三菱商事に入社し、トヨタファイナンシャルサービスとの合弁事業として、ソニー時代から構想を描いていたオンライン型の決済ネットワーク事業を手掛けるトランザクション・メディア・ネットワークス社の立上げに尽力した。 2009年には、CCCC (人体通信)技術の開発、実用化を目的にQUADRAC 株式会社を創業、同技術の応用製品の開発等を進めている。同社では、改札処理のオンライン化を見据え、リアルタイム・マス・トランザクション処理に特化したサーバ” Q-CORE”の開発・販売も行っている。